毛衣一族の日記 犬とキャンカー等様々に


犬、アウトドア、旅行、キャンピングカー TOM200・・・
日々をきままに綴っていきます

ミラージュの装備(室内編)

 ミラージュの室内ですが、我が家のミラージュは、RE(リアエントランス)です。
後ろにドアがあるタイプ。


 ミラージュでは、珍しいんだそうです。(ナッツさんが言ってました。)
 あまり気にしてはいませんでしたけど・・・


 リア2段ベッドでないぶん、室内は広々しています。
家族5人と1匹でも、広く使えました。
 キャンプより車中泊が多い、毛衣一族。車内でのい料理も結構します。
後部にキッチンがあるこのタイプは、毛衣一族にとってあっていたように思えます。


 ただ、前にもキャンカーの先輩から、アドバイスされていたとおり、就寝時にダイネットを片付けて、ベッド展開するのが、結構面倒でした。
 2人くらいなら、バンクベッドで十分ですが、それ以上となると、ダイネットを使用せざるを得ません。(3人なら長いすをベッドのすればOK)
 寝る前の大仕事。
 それ以外は、広々していて長いすは、クルーの特等席。
 ながーいいすを有意義に寝転んだり、座って外の景色を眺めたり、クルーなりに楽しんでいました。

 上のほうに見える、ルーフエアコン。
このエアコン、なかなか強烈に冷えます。寒いくらいに・・
ただ、バッテリー駆動が・・・できません。
 外部電源をつながないと動かない・・発電機で何とか動くくらいで、
環境があれば、良く効くいいものでした。
 リアにもこの他に車のエアコンがあったものの、へろへろ~って感じの冷風がでるくらいで全体を冷やす感じでははありませんでした。


 しかも、リアエアコンの電磁弁が使わないと固着してしまい、スイッチを入れても冷風が出ないトラブルがありました。
 先輩のブログを拝見すると、たたいて固着を解消すると書いてあったので、壊れてもともと、と叩いてみましたがぜんぜん動かず、最後の一撃と思い切り叩いて、動くようになりました。(自己責任でやってくださいね)
 冬でも、まめに動かすのが必要ですね。
 結局、我が家の場合は、再発を繰り返し、交換することになりましたが交換も大変でエアコンガスを充填しなおすので、結構な費用も時間もかかりました。
 (何度もいうようですが、普段から、動かすのが大切です。)
そんな感じの、室内紹介でした。


 次回は、車のサイズに驚愕の事実があったので、それをご紹介します。






湯沢中里 2017

鳥取県へ遠征中のK3が春休みで帰省してきました。
青春18切符ってヤツを使い
途中の町で一泊し、楽しみながらの帰省です。


3/14日に帰省し、20日か21日には出発するとか。
大学生ならではの気軽さとあわただしい帰省です。
帰りは行きと同じように青春切符を使って四国を回って
帰ろうかと検討中のよう。


久々に帰宅したK3のリクエストでスキーへ。
本来はK1がいれば、キャンピングカーのない我が家ですが
手元に残っている軽で行くところですが
三連休の最後の二日が宿直勤務、明け勤務になるK1
「俺は行かない」とのこと。


では私が運転して・・・とは思いました。
一昨年は妙高高原スキーも自分で運転し、子供3人と行きましたが
怖いんですよね~三速しかない軽で高速道路。
スピードでないし、はねるし、ハンドルとられるし。


ということで、二十数年ぶりのバススキーとなりました。
最寄り駅からの朝発のスキーバスに乗り、日帰り。
丸沼高原に行こうと計画したのですが、満席。
仕方なく湯沢中里へ。
他にも行き先に違うスキー場はあるのですが、
選考理由は風呂があること。


私はすべる気はありません!
お義理でリフト3本で十分です!!
残った待ち時間に風呂に入れることが必須用件です。


朝6時20分、K1の運転で最寄り駅の集合場所へ。

(電源ありという話だったけど、電源なかったなぁ)
オリ○ンツアーなんだけど、なぜかhagiバス。
K3、K5と私の三人で、スキーバスに乗車しました。
スキーバス、夜行列車。
独身時代に同僚女性陣でよく行きました。


乗車するなり爆睡、爆睡・・・。
後方の高校生集団12人、うるさいなぁ~。
なんて感じながらもやっぱり寝る。
時折目覚めると渋滞、所沢~前橋まで断続的。
トイレ休憩のSAも、ひどい混雑。


ここで気づきました。
世の中、お彼岸だったんですね~。
スキーには一番向かない時期じゃん!!
予約の前に気づくべきでした。


再び爆睡、爆睡・・・。
気づくとバスはすいすいと走り、関越トンネルを抜けてました。
一気に外は雪景色。
バスの中も活気づきます。


舞子高原スキー場で3/2が下車。

10時到着予定でしたが、10時45分到着。
ここは、一昨年キャンピングカーですべりに来ました。
早速、キャンカーチェック!


前に来たときもそうでしたが、大型のキャンカーが着てます。
前回は、大型の牽引タイプが2台、国産キャブコンが2台来てました。
今年は、外国製の大型のバスコン2台、国産キャブコンが2台。
バンテックのレオとジル520、バンテック強いな!


いまはキャンカーを失った我が家。
うらやましくバスから眺めます。


舞子で下車したのは、高校生、大学生の男子グループと
滑り込んでそうな女子ボーダーの数グループ。
イケイケ組みは下車です。
そうそう、舞子はそういう感じのゲレンデでした。


急に静かになった車内は、家族連れとカップルが数組。
全員、最終地、湯沢中里で下車します。
10時半到着予定でしたが11時45分の到着。
あの渋滞の割りに運転手さん、がんばってくれました。


湯沢中里、ぱっとしないイメージがあり、
今まで車スキーの我が家は始めての利用。
来て見てわかった、これは不便。


レンタルショップの前で降ろされ、
着替えてレンタル品を受け取ると・・・・
目の前にある駅を超えなければなりません。
ゲレンデは目の前の駅の向こう側。


我が家はスキー派なので、スキーブーツを履いた状態で
まずは駅舎へ上がる階段をスキーを抱えて上ります。
えっちらおっちら・・・


駅舎に入ったら、なんと駅の中を通り抜けます。
無人の改札を抜けホームに出て、反対側のホーム目指して
再度、階段を上ります・・えっちらおっちら・・・


反対側のホームには下りませんが、そのまま歩くと反対側の改札。
再び無人の改札を抜けると、その場がスキーセンターの三階。
スキーをするには一階までスキーを抱えて降ります。
えっちら、おっちら・・・・
スキーブーツでの階段降りは怖い・・・・
来月50歳になるばばあには、まして怖い・・・・


二階分の階段を下ると、やっとゲレンデにたどり着きます。
やれやれです。
ここまでで結構体力を消耗してしまいました。


暖かい晴れた日の3月の雪は、完全にシャーベット状態。
板はとられるし、重いし。
ベチャ雪の上には座れない!!だから休めない!!

へたくそで重心が後ろに乗りまくりなK5は、
上級にチャレンジできるので面白いようですが、
私は2本滑ったところでギブ。
レンタルのブーツは私の幅広の足には会わず、
かかとと親指と小指の付け根が当たって痛くて。
靴の中で土踏まずは痙攣状態、ふくらはぎと太ももも痙攣寸前。


ブルートレインの廃車を利用した休憩所に逃げ込み休憩!

こ、これはいい。
家族ごとに向かい合った四席のボックス席を利用しています。
ブーツを脱いで、SAで買ってきた海苔巻きをパクリ。


ブルートレインの脇では未就学児の子供たちがたくさん雪遊び。
正面の緩斜面ではそり遊び。
遊ぶ子供たちを車内から眺めながら家族は休憩もできる。
幼い子供たちを抱える家族にはもってこいですね。


すぐにブルートレインと並んでいる駐車場をチェック!
いました!トムさん、他にもキャンカー1、バンコン3.
トムさんは旧型の窓、かすれたロゴ、かなり年季が入っているようです。
オーナーさんと話がしたくて、車のまわりをうろうろ。
・・・・・白昼からの不審者です・・・・
何回かうろうろしたものの、オーナーさんには出会えませんでした。


あきらめてブルートレインに戻り、子供のギブを待ちます。
14時半にK5が、15時にK3がギブしてきて、スキー終了。
集合の16時までスキーセンター4階でお風呂と買い物。
昼ごはんは、ゲレンデでそれぞれリュックのおにぎりを食べたとか。
息子たちよ成長したなぁー
すっかり手間いらず・・・私来なくても良くない??


買い物の前に、また試練。
レンタルを返し、風呂の道具を取りに、スキー道具を担いで
スキーセンターの階段を上り、駅舎を超え、レンタル屋まで戻ります。
えっちら、おっちら・・・。


のんびりと風呂に入り、留守番のK1とK4にお土産を買い、
集合時間の16時10分。
スキーバスに乗り込んで帰路につきます。


帰りは予想を裏切り、高速の渋滞はなく、
詰まりそうになりながらも順調に戻ってきました。
が、高速を降りてから市街地が断続的に渋滞。
8時に最寄り駅の予定が8時半になりました。
お彼岸にしてはまあまあかな~。


久々のスキーバスでしたが、今の若い子たちは
意外と行儀がいいんですね。
乗り合わせがよかっただけかな?
私らが若い頃は、もっと大騒ぎして、周りに迷惑かけてたような気がします。
騒ぐ子もいましたが、仲間内でたしなめていましたし。
ひどく騒ぐこともなく、平和な車内でした。


帰宅しても、それぞれ自分の荷物を解き、
ウェアーを干して、洗濯物を片付け、バックをしまう。
成長したんだなぁ~大人なんだなぁ~と痛感、
少し寂しく感じた旅行でした。


K4でした。





クルー、初めての入院

クルーは女の子。
おうちに迎えると決めた時から、必ず決めなければならないことがありました。
避妊手術をするか否か・・・。


室内犬クルーなので、ヒートの時の処理が、
お留守番の多い我が家では難しいこと。
ヒートの時期の臭いがすごくて、数キロ先の犬がわかるほどなんて話も聞きました。
ヒートの時のトラブルも大きい犬なので気になります。
私が学生のころ、近所の叔母の家で外飼いしていた秋田犬の女の子が
ヒートになるたび見知らぬオス犬が何匹も家の周りにうろつくようになったり、
子犬が産まれてしまったりしたこともありました。


我が家は幼い子供三人を抱え、クルーを迎えるだけでもかなりの過負荷状態。
その上、お産とその後に続く子犬たちのお世話は考えられませんでした。
クルーが家族の一員になるに従い、
クルーの子供たちを見てみたいという欲求はさらに高まり、
・・・・かなり迷いました。


でも、やはり手が回らないというのが決定打となり、
2010年1月、12月にクルーが一歳を迎えたので手術に踏み切りました。


お迎えしてからずっとお世話になっている、動物病院に入院。
仕事の都合で当日の朝は入院できないため、
前々日の夜に病院に預かっていただき、
二泊三日の初めてのお泊りです。


クルーのいない初めて夜は、
クルーが我が家にとって人間と同じ家族の一員であったと
初めて気づいた日でもありました。


入院二日目、手術の直後、手術は無事終わり問題はないと
病院から連絡があり、ほっと一安心。


入院三日目、家族全員でクルーのお迎え。
・・・・あまり大きくない病院なので、かなり迷惑な状態ですが・・・


診察室から現れたクルーは、傷口の痛みも忘れ、尾を千切れんばかりに振り
鼻をならして家族に駆け寄ってきました。
男性の獣医師が連れてきたのですが、完全に引きずってました・・・。


傷口をなめない様にエリザベスカラーを巻かれ、
主人の古いTシャツを着せられたクルー。
かなり変な犬です。


おまけに、ものすごい異臭を放ってる。
普段はトイレはきちんと定位置でしていたのですが、
はじめて家以外の場所に泊まることになり、まったくできなかったとのこと。


当時はトイレは完璧な家派だったため、散歩につれだしても外では用を足さず
犬舎で、しかもシートでないところにしてしまい、その上に寝ていたらしい。
手術中なのか直後なのか吐いたらしく、胃液の異臭と糞尿の悪臭ブレンド。
体のあちこちに、吐いた物の残りなのか便のカスかわかんないものがついてる。
「よく拭いたのですが」と申し訳なさそうな看護師さん。


手術直後でお風呂は当面厳禁・・・・
ものすごい悪臭の汚い犬に呆然としながら、
それでも毛衣一家は「よくがんばったね~」と喜んでつれて帰りました。


さて、帰ろうとすると、さきほどまで手術したようには思えない
ハイテンションの元気だった犬が、車の前で立ち止まる・・・・
「傷が痛くて車に乗れないの・・・」と目で訴える。


さっきまで、あんなテンションで跳ね回っていたのに???


でも、大変な手術を昨日したばかりの体だしと、
K1と私で、苦笑いをしながら、どっこいしょと抱えて車内へ。
家の前についても同じく「降りれない・・・」と目で訴えるので抱えておろす。


家の前まできたら、玄関のあがりがまちの前で「上れない・・・」と
再度の目線で、恨みがましい目で玄関の段差と私たちを交互に見ながら
玄関のたたきから家の中に入らない。
その高さ、たかだか20センチ・・・・。


そのくらいは登れんでしょーーーーーーー!!


何事にも甘~いK1が、「そうか、そうか、かわいそうに」と
家の中に抱え上げてあげると、満足そうな顔!!!
バーニーズのずる賢い一面を初めて垣間見た瞬間でした。
だって、その直後に自分の都合でなら玄関の段差をいったりきたりしてましたから。

K1にべったり甘えるクルー嬢。


でもさすがに体がしんどいのか、退院後2日くらいはぐったりと寝てばかりいました。


退院して数日後、お風呂に入れるようになるまでの間、
もの凄い悪臭を放つクルーは、
家族に甘えるたびに「臭い~!!!」と悲鳴を上げさせながら順調に回復しました。

ただいま、清拭中、あまり効果はありませんが。
ごらんのようにすでにエリザベスは噛み跡だらけです。
ガムテープでところどころ補強して使用している状態。


エリザベスは2日にして、ほぼ破壊、お代わりをいただきました。
お風呂に入って、いいにおいになったクルーが、いつにも増して可愛く感じました。

いいにおいになったね~と家族から代わる代わる抱きしめられ、
意味はわからないまでも、とってもうれしそうなクルーです。


とりあえず無事に終わってよかったです。


K2でした。