毛衣一族の日記 犬とキャンカー等様々に


犬、アウトドア、旅行、キャンピングカー TOM200・・・
日々をきままに綴っていきます

主婦目線のキャンカー事情④ 室内メンテ編

K2です。
基本的に、掃除は嫌いです。
まあ、料理も洗濯も子育ても、嫌い。
だから、義務でやってますが、半端は嫌いなので
まあまあできてはいると思います。
決して、上手と得意ではありませんが・・・・


キャンカーにのっていて厭なのが掃除。
台所はもちろん、室内の掃除もおっくう。


しかし、毛のかたまりのモフモフ大型犬は
ダブルコートなので、毛は常にフワフワと車内を舞い、
すべてのものにひっつきます。
正直、不快・・・・


でも、愛犬クルーを連れて旅をしたいので仕方ありません。


気がつくと、日に2~3回は車内を掃き、拭くはめになりました。
床がビニールのフロアシートを選んだのは大正解。
100均一で購入した「ペットにも子供にも優しいウェットシート」
を購入し常に拭いていました。
100円均一で購入したホウキとチリトリで掃いて、このシートで拭く。
これは、意外と簡単、すぐにパットできるので、定番に。
せっかくキャンカー用に購入した、ハンディ掃除機はすぐにお払い箱。
・・・・K1、ごめんね。


床の問題は解決しましたが、
毛がフワフワする原因、椅子にもあったのです。


クルーは、旅の間は長椅子が定位置。
長椅子に寝そべり、座ってそとを眺め・・・・
布地の長椅子は、大量の毛をストックし、放出しつづけ
においもストックし、常に吐きだしているを発見!
「布の椅子をどうにかしよう」となりました。


工作大好きK2は、業者に頼まず自分でDIYを思い立ちます!
さっそく手芸店「ユザワヤ」へ。
青地にペイズリー柄のビニール表の布を6m購入。

↑似ていますが、もっと明るくて、水色地でした。

ホームセンターでタッカーと両面テープを購入。
シートを上張りです。


長椅子を持ち出し、両面テープで大まかに固定。
タッカーでバチコン、バチコンとシートの裏側の板に固定。
なぜ写真を撮っておかなかったのでしょうか・・・
思ったより簡単で、うまくできました。


長椅子がうまくいくと、すっかりはまってしまった私。
壁板がシートと同柄の布地がはってあったので、外して上から張り替え。
運転席と仮装部分の仕切りも同様なので、羽目板を外して上からはりかえ。
一日がかりで、壁面と長椅子をリニューアル。


まあまあの出来!
費用は15000円? ほとんどが布代でした。


二列目シート、三列目シートは、布を打ち付ける構造ではないので
シートカバーを作成しようということになりました・・・・


が、結局、売却まで作業は進むことはありませんでした。
同柄の布が、すでにユザワヤで廃番になっていたのが原因です。
長椅子があるので最初から10mで購入していたら、
壁の分を考慮していれば完成していたと思います。
・・・・ケチらなければ良かった・・・・・。
(でも、売却時にすべてはがして、元に戻しました)


二列目、三列目シートは古い布のまま残りましたが、
張り替えた車内は、ガラッと雰囲気が変わり、大満足でした。


犬が寝そべっていても、よだれをたらしても、ササッと拭いて終わり!

食べこぼしも、しょうがないな~で済ませることができます。
家族のだれも感動してくれなくても、私は大感動。
それでも、明るくPOPになった車内に、家族も喜んでくれました。


来月4月~5月で、納車される車の内装を決めなければなりません。
毛玉犬クルーの乗車を見込んで、シートは布NGと決めています。
カバーは最初からかけようとかと・・・。


問題は色ですね・・・・
濃いめの茶系で柄があると一番シミや汚れが目立たないのですが、
車内がくらくなるし、柄物は経年劣化でくすむと野暮ったく感じます。
かといって薄い色は汚れが目立つし・・・
とくに無地は・・・・


カバーをかければ、結局は関係ないのですが、
キャンプカーマガジン、オートキャンパーを眺めながら悩み中・・・


K1は、キャンカーさえ手に入れば十分。
装備にはこだわりますが、見た目や内装なんて気にしないですし。
彼は彼で、息子と無線のアンテナをどうやってつけようかとか
足回りをどうしようかとか
電装系をどう工夫しようか
少ない予算内に収めようと検討しているようです


キッチン周りの主婦装備も決めるのですが、
そちらの悩みは、また次回に・・・・





主婦目線のキャンカー事情③ 運転・助手席編

ミラージュを購入当時、私はガンガン運転するつもりでした。
K1を置いてだって、子供と犬と旅行するつもりでした。
運転には自信のある方ではありませんが、
ぶつけることもなく運転してきました。


独身の頃は、引っ越しでハンドルにシフトレバーのついた
ハイエースロングを借りてもどうにか運転できたし。
ワンボックスもミニバンも、乗り換えたってなんとなく運転できたので。
まあ、慣れればいけるだろって、K1も私も考えてました。


でも、トラックは運転経験なし。
・・・・・やはり、甘かった・・・・
子供と犬で亭主を置いての旅行は、とてもできないと痛感します。


いろいろな電装がよくわからない。
バッテリーとソーラーと・・・よくわからない。
バッテリーの残量が増えたり、減ったりするのもわからない。
K1がいないと、電気なしで旅行するハメになることがわかりました。


もっと最悪なことに、まったく車両感覚がつかめない。
3年間乗りましたが、後方の車両感覚は最後までなし。
後方だけではなく、運転席から後ろが張り出している感覚が
とうとうつかめないままでした。


運転席から張り出した仮装部分の車両感覚も最後までつかめずじまい。
まるで窓のない箱の中で、両脇を見えないようにされて運転してるよう。


どうにか前には進めるので、長距離の旅行は運転を交代しましたが、
だいたいは高速道路だけ、車線変更は危険がせまらない限りしない。
ただ、ただ、まっすぐだけ走る・・・。
人の多い市街地で運転しなければならない時などは、
交差点を曲がるたびに、人の確認がなかなかできずドキドキです。


しかし、助手席でも怖かった・・。
運転席が高いので、崖際の道路を走る時は、
助手席が崖の上から飛び出しているような感覚になります。
毎年旅行する西伊豆の海際の道路は、帰り道には助手席はずっと崖側。


とってもストレスでした。
私は極度の高所恐怖症・・・。
3階建以上の建物のベランダは足がすくみ、東京タワーでは腰を抜かすほどです。


助手席に肘掛がないのも痛かったです。
それまでは肘掛のある車ばかりだったので、気にもしませんでしたが
運転中、腕の置き場に困るんです!
結局、いつも助手席で腕組みをすることに。
よくトラックの助手席で見る光景、理由に納得しました。
肘掛を作ろうって言っているうちに、車を手放してしまいましたが。


トラックでよく助手席の方が、
ダッシュボードに足を投げ出しているのを見かけますが
あれも、本当にやりたくなりますね。
椅子が悪いのでしょうか?・・・座席が高いからでしょうか?・・・・
長時間になると足の置き場にこまるんです。


最初のうち、助手席に乗っていて、カーブでタイヤがぐにゃっと
ひしゃげるの感覚がありとても気持ち悪く、怖かったです。
不安で窓を開けて、ずっとタイヤを見守ったことも数知れず。


ミラージュしか乗ったことがないので、他の車がどうかはわかりませんが
タイヤの空気が抜けた自転車に乗っていると、段差や小石でタイヤが捩れる
・・・・そんな感じです。


運転していて車両感覚以上に怖かったのが、ブレーキの効きの悪さ。
平地ではあまり感じないのですが、
山道に入ると、とたんに効きが悪くなります。
ブレーキを踏んでもスルスルと前に出てしまう。
山道の下りカーブは運転がとっても怖かったです。
手に汗を握る状態になっていました。
もともとノロノロ運転派なので、加速の悪さ、パワーのなさは
あまり気にはなりませんでしたが、
ブレーキの効きの悪さには、恐怖しか感じませんでした。


K1は職場で同じクラスのトラックを運転する機会もたまにあるので
「トラックはこんなもんだと」説得するのですが、
どうにも納得がいきませんでした。


この不満が、後に「トラックだから」という理由だけではないことが判明。
ミラージュを手放す最大の原因となります。


それでも3年、おっかなビックリでどうにか運転しました。
我が家に入る手前の「魔のクランク」も、
どうにか車を傷つけることなくクリアしてきました。


この魔のクランク、よく初心者マークのリッターカーが立ち往生します。
運転を生業にする知人が、エスティマで7回切り返したほどのつわもの。
私も一度だけ、気がつくとブロック塀と車体の間が紙一枚、
かすかに光が入る程度まで寄せてしまったこともありました。
その時は、寝入っていたK1を悲鳴でたたき起し、誘導してもらい、どうにか脱出。


楽しい旅行の最後、自宅の車庫に入るのが、一番の難関でした。


こんな怖い車でしたって書いていますが、
あくまで、運転が得意ではない私個人の感想です。
K1に言わせると「トラックはこんなもん」らしいのですが。


納車される車はナローボディだし、ベースがトラックではないので
これらの恐怖は、かなり改善されているのではないかと、
ひそかに期待している私です。


もし、運転ができたら、一人だって釣りにも山菜とりにもいくんだもん!
春スキーもいくんだもん。
遠くの温泉に行くんだもん。


K2でした。


クルー初の雪犬になる 2009

この年は、毎年恒例の年末スキー旅行に初めてクルーが同行しました。

毛衣一家の年末は、大掃除はしません。
巷の皆さまが大掃除の中、スキーに毎年行くのが恒例です。


大掃除は年が明けてからやります。
もちろん手抜きですが・・・・
窓や蛍光灯等、水を使うところは春になってからやります。
・・・・たぶん・・・春にやらない年もあったりしますが・・・


子供たちのソリや、スキー板やウェアは
車の屋根の衣装ケースとルーフキャリアにくくりつけ、
犬旅の開始です。
まだ、キャンピングカーというアイテムはないため、
荷物満載の愛車、MPVでの旅行です。


目的地も恒例の妙高高原・ホテルタングラム。
職場の保養所として契約しているため、
年末年始も平日と同料金で宿泊できます。
宿泊代は素泊まりで4000円以下、宿泊中はリフト代が一日1000円以下。
犬連れ専用ルームを完備しているので、即座に決定。
でも、お犬様3150円って、人間の価格からみると、ちょっと変。

12/29~12/31の二泊三日のお安いスキー旅行です。


この日のために大型犬用の布地のケージを新たに購入しました。
これが一番の出費、高かった・・・・。


この日は、2009/12/30。
年賀状用の写真を妙高高原スキー場で撮影!
・・・・って、年賀状今からですか?という状態ですが。
毛衣一家は「多忙」と言い訳し、正月が明けてから年賀状を
あわてて出す年が少なくありません。
ゲレンデに出て家族写真です。

おい、クルー!どこにいくんだい!!
・・・・・タイマーなのでうまくいきません。

クルー、首輪が嫌いなのはわかるけど、後にしてよ!

ま、まあいいか・・・クルーが横向いちゃったけど。
見ている方向に「かわいい~」って騒いでいる
お姉さんたちがいたんだよね。


これが2010年の年賀状となりました。
もちろん、投かんは年明けの1/1、がんばりました。


翌、12/31はホテル前のタングラムスキー場で。

K3とK5はスノーモービルランドで体験乗車。

真剣な顔で指導員のお兄さんの説明を聞いています。
K5はどこまでわかっているのかしら?
不安・・・・


指導員について、周回コースを練習中の二人。
手前は、ハラハラしながら撮影中のK1。


親の心配をよそに、10分程度で初心者的には上達。

すでに昨年までにチャレンジしているK3はスイスイ~

何かと不安なお気楽男、K5もどうにか乗れるように・・・


クルーは初めてのホテル泊でどうなることと心配しました。
夏の海旅行の時もそうだったのですが、
一番の問題は、トイレ。


トイレをあちこちにしてしまい困るのではなく
なかなか、どこでもしてくれなくて困るのです。
頑固な性質の犬みたいで、自分であきらめがつくまで
決してトイレをしてくれません。
トイレシートに尿をしみこませて敷いても、
外でも部屋の中でもしてくれません。


この旅行でも、初日、夕方まで必死に我慢していました。
車の中で、しんどそうにハアハアしながら我慢。


そんなにしたいなら、どこでもすればいいのに・・・と
何度もトイレ休憩をとるのですが。
この旅行では、出発した日の夕方になって、
現地に到着後、雪の上でやっと用を足してくれました。


一度、用をトイレをしてしまうと、
同じ場所で次からはすんなり用を足してくれるのですが。


夏の海と雪山ばかり泊りで出かけることが多かったせいか、
その後、クルーは雪の上と、海辺ではあまりこだわらずに
用が足せるようにはなりました。


しかし、あくまでも雪山の雪の上と、浜辺の渚の近く限定。
その他の場所では7歳になるころまで、
トイレにこだわるクルーに頭が痛い旅行が続くのですが・・・。

頭がいいのか悪いのか、
まったく・・・・・。
まあ、ホテルの部屋でそそうしてしまうよりはいいのかなぁ~。


スキーの間は、持ち込んだケージの中、部屋で留守番。
クルーは大きいので、他の宿泊客の小さいワンコが怖がります。
露骨にいやな顔をする方もいたりするので、
散歩はもっぱら、早朝か夜遅くに他の犬がいない時だけです。
でも、だれもいないキンキンに冷えた雪上ドックランを
思う存分走りまわりました。
ドックランも何度から飛び出して疾走していましたが・・・・
(ドックランの囲いが、雪が降りすぎて埋まってました)


ケージは一回目のお留守番で見事に破壊されていました。
布製だったので、ひっかいて、噛んで
ところどころに穴をあけ、ファスナーが本体からちぎれてました。
・・・・・高かったのに・・・・・
でも、ケージの外に出たところで、
とくにそれ以上何をするわけでもなく
いつものように床で眠りこけていたクルーさんです。


楽しかったねぇ。


K2でした。