毛衣一族の日記 犬とキャンカー等様々に


犬、アウトドア、旅行、キャンピングカー TOM200・・・
日々をきままに綴っていきます

主婦目線のキャンカー事情③ 運転・助手席編

ミラージュを購入当時、私はガンガン運転するつもりでした。
K1を置いてだって、子供と犬と旅行するつもりでした。
運転には自信のある方ではありませんが、
ぶつけることもなく運転してきました。


独身の頃は、引っ越しでハンドルにシフトレバーのついた
ハイエースロングを借りてもどうにか運転できたし。
ワンボックスもミニバンも、乗り換えたってなんとなく運転できたので。
まあ、慣れればいけるだろって、K1も私も考えてました。


でも、トラックは運転経験なし。
・・・・・やはり、甘かった・・・・
子供と犬で亭主を置いての旅行は、とてもできないと痛感します。


いろいろな電装がよくわからない。
バッテリーとソーラーと・・・よくわからない。
バッテリーの残量が増えたり、減ったりするのもわからない。
K1がいないと、電気なしで旅行するハメになることがわかりました。


もっと最悪なことに、まったく車両感覚がつかめない。
3年間乗りましたが、後方の車両感覚は最後までなし。
後方だけではなく、運転席から後ろが張り出している感覚が
とうとうつかめないままでした。


運転席から張り出した仮装部分の車両感覚も最後までつかめずじまい。
まるで窓のない箱の中で、両脇を見えないようにされて運転してるよう。


どうにか前には進めるので、長距離の旅行は運転を交代しましたが、
だいたいは高速道路だけ、車線変更は危険がせまらない限りしない。
ただ、ただ、まっすぐだけ走る・・・。
人の多い市街地で運転しなければならない時などは、
交差点を曲がるたびに、人の確認がなかなかできずドキドキです。


しかし、助手席でも怖かった・・。
運転席が高いので、崖際の道路を走る時は、
助手席が崖の上から飛び出しているような感覚になります。
毎年旅行する西伊豆の海際の道路は、帰り道には助手席はずっと崖側。


とってもストレスでした。
私は極度の高所恐怖症・・・。
3階建以上の建物のベランダは足がすくみ、東京タワーでは腰を抜かすほどです。


助手席に肘掛がないのも痛かったです。
それまでは肘掛のある車ばかりだったので、気にもしませんでしたが
運転中、腕の置き場に困るんです!
結局、いつも助手席で腕組みをすることに。
よくトラックの助手席で見る光景、理由に納得しました。
肘掛を作ろうって言っているうちに、車を手放してしまいましたが。


トラックでよく助手席の方が、
ダッシュボードに足を投げ出しているのを見かけますが
あれも、本当にやりたくなりますね。
椅子が悪いのでしょうか?・・・座席が高いからでしょうか?・・・・
長時間になると足の置き場にこまるんです。


最初のうち、助手席に乗っていて、カーブでタイヤがぐにゃっと
ひしゃげるの感覚がありとても気持ち悪く、怖かったです。
不安で窓を開けて、ずっとタイヤを見守ったことも数知れず。


ミラージュしか乗ったことがないので、他の車がどうかはわかりませんが
タイヤの空気が抜けた自転車に乗っていると、段差や小石でタイヤが捩れる
・・・・そんな感じです。


運転していて車両感覚以上に怖かったのが、ブレーキの効きの悪さ。
平地ではあまり感じないのですが、
山道に入ると、とたんに効きが悪くなります。
ブレーキを踏んでもスルスルと前に出てしまう。
山道の下りカーブは運転がとっても怖かったです。
手に汗を握る状態になっていました。
もともとノロノロ運転派なので、加速の悪さ、パワーのなさは
あまり気にはなりませんでしたが、
ブレーキの効きの悪さには、恐怖しか感じませんでした。


K1は職場で同じクラスのトラックを運転する機会もたまにあるので
「トラックはこんなもんだと」説得するのですが、
どうにも納得がいきませんでした。


この不満が、後に「トラックだから」という理由だけではないことが判明。
ミラージュを手放す最大の原因となります。


それでも3年、おっかなビックリでどうにか運転しました。
我が家に入る手前の「魔のクランク」も、
どうにか車を傷つけることなくクリアしてきました。


この魔のクランク、よく初心者マークのリッターカーが立ち往生します。
運転を生業にする知人が、エスティマで7回切り返したほどのつわもの。
私も一度だけ、気がつくとブロック塀と車体の間が紙一枚、
かすかに光が入る程度まで寄せてしまったこともありました。
その時は、寝入っていたK1を悲鳴でたたき起し、誘導してもらい、どうにか脱出。


楽しい旅行の最後、自宅の車庫に入るのが、一番の難関でした。


こんな怖い車でしたって書いていますが、
あくまで、運転が得意ではない私個人の感想です。
K1に言わせると「トラックはこんなもん」らしいのですが。


納車される車はナローボディだし、ベースがトラックではないので
これらの恐怖は、かなり改善されているのではないかと、
ひそかに期待している私です。


もし、運転ができたら、一人だって釣りにも山菜とりにもいくんだもん!
春スキーもいくんだもん。
遠くの温泉に行くんだもん。


K2でした。


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