ゴッコ・チャレンジ!
K2です
寒さも底・・・冷えますね~
こんな夜には暖か~い汁ものなんて食べたいなぁ~
などと夕食のメニューを考えながらチャリで帰宅がてら
仕事の帰り道に立ち寄ったスーパー
ここの魚売り場には珍しい魚がたまに並ぶ
・・・ごくたまにだけど(笑)
シイラとかカナガシラとかドンコとかメヒカリとか
近所ののお安いスーパーには並ばない魚がある(笑)
いつも鮮魚コーナーはワクワクしながら立ち寄る(笑)
な・・・・なんじゃこりゃ???
生ワカメかと思い
新玉ねぎとサラダにしよう♬と手に取ろうとしたら
なんと魚!!!
今日の夕食はこれだぁぁぁ~っ
見たことない魚だけど一発でメニュー決定(笑)
売り場でネットを見ながら食べ方を確認
得たいのしれない魚を前にがっぷり四つでスマホを見るワタシ
それを面白そうにのぞき込んでいくオバサマがた
北海道から遠路はるばる関東にいらっしゃった
「ごっこ」
という魚でアンコウのように調理して食べると美味い
これで夕食はゴッコ汁に決定!!
急いでチャリを漕いで帰宅する
通勤は片道7キロもあるのだ (-_-;)
帰宅したらさっそくトレイから出して確認
ぬるぬるしてまるでナマコのよう
※K4曰く、塩をかけて溶けかけたナメクジの感触らしい・・・(-_-;)
腹側には吸盤
魚は死んでいるのにこの吸盤はまな板にくっついてしまう
外す時に「キュポンっっ」と音がする♡♡
顔は意外と可愛いじゃん♡♡
塩を振ってぬめりを取るとの記載があるサイトがあったので
あら塩でせっせとヌメリとり
ゴシゴシ、ゴシゴシ・・・・・ヌメリはとれるがどんどん出る
きりがない・・・
再度、ネットで確認したら
熱湯をかけると薄皮のようにヌメリが取れるとある
熱湯をかけたら・・・膨らんだ???
あっという間にパンパンに膨らんでヌメリは薄皮をはぐように取れたけれど
お腹から何やらにゅるんと出てきて止まらない・・・
あ゛あ゛~っっっ
卵が出てきてるぅ~
卵が美味しいのに
取れたヌメリが漂う水に卵がどんどん放出されていく
ど・・どうしよう(@_@)
K4とワタシで数秒間パニック(笑)
とりあえず小さいボウルでヌメリが入らないように卵を救出
ごっこは手のひらサイズに萎んで
ごっこと同量に近い大量の卵が出てきた
ヌメリのとれたごっこは
硬くて食べられないお腹の吸盤、口、腸を取り外せば
ヒレも背骨も胸びれ、尾びれ、皮・・・全部食べれる
骨が軟骨みたいなので背骨もイケるとのこと
ここから先は少しグロイ映像になるので・・・省略
内臓は腸と心臓は廃棄と胃袋は食べる
包丁だと身がブルブルと寒天のようで切りづらいので
キッチンバサミで調理
一口大に切ったごっこの身、肝、胃袋の準備ができたら
臭み消しにお酒を振って冷蔵庫で汁ができるまでお休み
だし汁に塩とお酒と醤油で味付けして
ダイコン、ネギ、ニンジン、豆腐を加えて火が通ったらごっこの身をイン
ごっこの身が煮えてアクを取り終わったら卵をイン
ごっこ汁の完成で~す♡
黒いのがゴッコの身
暖かいたっぷりの汁ものでの夕食になりました♡
お味はとても上品な出汁がでて
アンコウやドンコよりもクセがなくさっぱりとした感じ
身は食感がデロンデロンでゼラチン質
魚を食べている感じがしない(@_@)
まるで刺身こんにゃく?
コラーゲン玉?
にこごり?
そんな食感で骨は前評判通りに太い背骨ですら問題なく食べれる
ただ尾びれと胸びれは取り除いた方が良いかも
個人的に・・・
アンコウやドンコより食べやすいと好評でした
ごっこ汁は北海道のご当地汁らしいのですが
実際は北海道人でも食べたことのある人は4割程度
今晩は珍しい美味しい汁ものをいただけて大満足の毛衣ん家です
身は唐揚げ
3日ほど干してバター焼き
大量にある卵は醤油漬け
も美味しいらしいです
みなさまも珍しいゴッコを見かけたら
ぜひ臆さずにチャレンジしてみてください♡
K2でした