毛衣一族の日記 犬とキャンカー等様々に


犬、アウトドア、旅行、キャンピングカー TOM200・・・
日々をきままに綴っていきます

主婦目線のキャンカー事情⑤ 打ち合わせ①編

さあ、いよいよ打ち合わせです。
今回は、長いですよ~。


2017年4月8日、圏央道を使いセキソーボディへ一直線。


申し込みは遡ること2016年5月。
セキソーさんは、1か月に4台の予約しかとりません。
4台だけ、作るそうです。
我が家は2017年7月分の4台目、7月の最後なので納車は8月かもとのこと。
もちろん、速攻で「予約」です。


台車代金の一部を手付とし2016年12月に支払いを済ませ、
あっという間の1年でした。


さて、念願のキャンカーですが、K1は足周りとか
盗難防止装置が、タイヤがどうだとか、バッテリーがあーだとか
機械系と電気の検討ばかりしています。
まあ、想像通り、打ち合わせでは見事に内装はノープランで挑んでくれました。


ビルダーのセキソーボディのSさん
「シートは、どんな感じに?」
私は一応、K1の出方を待ちます。
K1「・・・・・・・・」
しばし沈黙・・・・・
我慢できなくなった私が
「犬がいるんで~布地のシートはNGです!
 合皮か皮で生地を検討したいです」


Sさん「生地は本革で・・・でシートの色は・・・?」
K1、再び沈黙・・・・・。
私、K1の出方を見る・・・・。
沈黙に少し困るSさん・・・・
我慢できない私が
「ポップな色がいいです!
 前のミラージュは、無垢の木の色で、豪華だけど暗くって・・」
「あっ、この色いいね、緑?黄色もいいね?ピンクはきついかな?」
K1、うなづくのみ・・・・


・・・・という具合でシート、床、壁、
壁と家具や家具のヘリに使うモールの色を決めていきました。


床は白に近い木箱風のプリントが入ったビニールのフロアシート。
壁は、白っぽい建売り戸建の天井に使うような壁紙。
シートは明るい緑!アマガエル色!!

ここはポイント高いです。
シート地は本革か布から選択ですが、皮でも別料金ではありませんでした。


(クルーばあちゃんがいるから、ミラージュと同様に、
シートはテーブルクロスを張りかぶせる予定なので、何色でも影響はないのですが)


白い、明るい室内に奇麗な緑のシート、春のイメージです。
カーテンは淡いピンク?卵色?緑?・・・カーテンは納車後、自力でつけます。
ちなみに、ロールスクリーンと網戸は標準装備です。


テーブルは白っぽくしましたが、汚れが目立たないよう大理石柄。


って、あっという間に内装は、ほぼ独断で決定。



・・・・・これでいいのかなぁ~とは思いますが、
K1は全く興味がないようで、
独断で決めていても気にする風もなく、Sさんとうなずく側。
本当に、どうでもいいようです。
そうだ、15年前に購入した自宅の内装の時も、そう!この調子でした。


台車は、洗車嫌いの毛衣一家、即決で汚れが目立たない銀色ですでに購入済み。
ほんとはね、台車(顔になる部分)は紺、仮装部分を銀のツートン、
または紺一色ってのが希望だったのだけど、


セキソーのSさん
「やらないことはないのですが・・・やったこともありますが・・・」
と渋い顔。


理由を聞くと塗装の仕上がりと経年劣化がよろしくないらしい。
   ・紺をはじめ、濃い色は仮装(後ろ)と台車(ヘッド)の差がでてしまう
   ・黒や紺は熱を集めるので、膨張し塗装への影響が大きい
   ・見た目の塗装の劣化も暗い色は大きい
   ・現場(工場)が嫌がる
とのこと、70歳まで20年乗りつぶしたい私は、劣化に弱い。
面白いのは、セキソーさんは、工場が強い。
後々問題になるオプション、加工、塗装は工場にも発言権があるらしい。


自宅購入の時もそうでしたが、私はそういう姿勢、好ましく思ってます。
建て主、オーナーさんの言うなりに、壊れやすい装備、装置を
ホイホイ取り付けてくれるのは、気分はいいですが、
経験から後々のトラブルまで予想して、代替え案や時にやめるよう進言する姿勢、
取り付ければ儲かるのに、やめさせたらオーナーさんがっかりするかもしれないのに。
でも「工場が・・・後々・・・」と言ってくれる。
売ったら、儲けたらお終いって商売が多い中、さすが老舗です。


話が飛んでしまいましたが、車の色に戻ります。
白は恰好はいいがバーコードが目立つから絶対いや。
黄色(卵色)を選んで、天井と足元をこげ茶に塗り「プリン」案も有力でしたが、
ある日、黄色のハイエースがバーコードだらけで走っているのを発見。
「白と同じじゃん!」と、廃案になりました。


私の職場にいる年配の整備士さんに相談したところ、
銀は照りの塗装が上塗りされてるから、汚れも劣化も強いんだよ~
とのアドバイスをいただき、銀に決定しました。


ツートンも勧められたのですが、基本のツートンはつまらないし
別料金、5~15万かけ、塗りたい色があるわけでもないので、銀一色に決定。
後々、カッテッイングシートでデコろうかと思ってます。


アルミボディは、通常のキャンピングカーに使われているFRPの外装に比べ
格段にバーコードになりにくいそうです。


しかし、びっくりなのですが、2000ccのミラージュ、
車+仮装で3.5トンがMAXのところ、
誰も乗らず、家財も布団も下ろし、水(90Lタンク)を空にして2.8トンでした。
  ・5人の大人+犬で300キロ
  ・水90リッター、90キロ
  ・鍋釜、布団、遊び道具、キャンプ道具・・・・200キロ超え?
約600キロ超を積むと、もうマックス状態。

そりゃ、走らないし、止まれないわけです。
我が家ほぼ大人5人+35キロ1匹+水90L+布団に鍋釜+テントや遊び道具


・・・・・ああ恐ろしい
・・・ミラージュよ、君は偉かった・・・バーストや事故もなくよく走りました!


それに比べトムは、同条件で2.1トン程度とのこと。
マックスは、ミラージュのカムロードの3.5トンに対し、3.3トン。
上記と同様の積載ならば、2.7トン。
マックスまで600キロ、余裕があります。
5人の大人、犬、水、家財道具等、満載しても余りある、この安心感!


そりゃ、試乗で驚くほど走ってくれますよね。
そもそも軽い所に持ってきて、まだ水も家財道具もない空車だし。


でも、試乗時はSさんとK1+K5と私の4人乗車でした。
当日は、台風直撃状態に近い、恐ろしい強風の中。
あたり一面田んぼの中の、なにも遮るもののない一本道で試乗。
強風が車体の真横に直撃すると、わずかに揺らぐ程度なのにはびっくりしました。
これがミラージュなら、高速では隣の車線に一瞬で持って行かれます。


ナッツの店員いわく「キャンカーってそれが当たり前です」ってことでしたが・・・
・・・・あたりまえじゃないじゃん(怒)・・・
とにかく感動と驚きの試乗でした。


セキソーのSさんいわく
「トラックベースのキャブコンに乗ってきた人でないと、この感動、わかってもらえない」
「初めてキャブコンに乗る方には、どれも一緒って思われるのがね~」
っと残念そうに言ってました。


・・・・本当にそう思います。
キャブコン初心者であれば、トラックベースとレンタカーで乗り比べて
購入して欲しいですね。
トムのレンタカーも最近ではあるそうです。


すぐに買い変えられるような値段の買い物ではありませんし。
できれば、試乗は、風の強い道で、高速道路で・・・・


長くなりましたので、キッチンやらソーラーやらの検討話は次回に。
K1の打ち合わせ話と対比してご覧いただけると、面白いかも。


K2でした



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