ペットのコジマ、何店舗も回りました。
近隣のペットショップを毎週、毎週、まわりました。
来週こそはいるかな～って。
店員さんいわく、E・コッカーはなかなか入らないとのこと。

その日も朝から子供３人を連れて、犬探しのドライブ。
夕方になり、薄暗くなっても見つからず、みんなくたくた。
家への帰り道、いつもは自分から決めることがない我が家の主 K1 が、
「帰り道は遠回りになるけど、近くに行ったことのない"K"店があるから、
立ち寄らせてくれない？」といつになく、執着。
そこにいなかったら、今は縁がないと思って、しばらくは犬探しをやめよう。
そういう約束をし、最後の店によることにしました。

するとそこには、他店では見たことのない犬、知らない犬達がいました。
フラット・コーテッド・レトリバーのレバー色の子犬
月の輪熊のような、胸に白い毛がある黒のニューファンの子犬
・・・・これには、すっかり心グラグラ。
K1はニューファンにべたぼれ。
私はすらっとした顔立ちと華奢な姿のフラットにうっとり。
でも、大型犬は条件外だし、ニューファンは外飼いは無理だし。
ここでも、私の慎重さがでてしまい、再会を期して撤収・・・・。

どうしよう・・・大型犬。
本当は、大型犬が欲しいんだよね～。
でも、パワーが半端ないし、飼いきれるかな。
私は中学生の時、親戚にシェパードを外飼いする親戚と
シェパードサイズの雑種を外飼いしている家があり、
家に犬がいない私は、足繁く通っては、よく散歩に連れ出していました。
だから、なんとなく大丈夫って思ってしまったんです。
大型犬。

ニューファンはよだれと暑さへの弱さで、我が家では無理だけど、
フラットなら、外で飼えないわけではないし、いける！
(すでに小～中型犬の条件とかE・コッカーはどっかにいってる)

翌週、さっそく店を襲撃～
が、お約束のように、二匹ともにお家が決まり、すでにいませんでした。

でも、でも、神様は長い障害で試した後に、ちゃんと出会いを用意してくれてました。
ゴールデンの子犬２匹とともに、１匹のバーニーズの子犬、しかも女の子！！

平成２年頃、独身の私はとある公園でバーニーズに会ってから、
１６年もあこがれていた、いつか迎えたかったバーニーズ。
成犬を見たのは、その時だけ。
子犬を見たのは、その日が生まれて初めて・・・・。
こ、これは、運命かもしれない！
今の我が家には大きすぎるけど、検討していた内容と全く違うけど、
正直に出会いをそう信じてしまった私。

ゴールデンの子犬はどちらも愛想十分、表情もかわいい。
子供たちはゴールデンに夢中。
バーニーズは抱っこしても「フンっ」という感じ。
尻尾は振らないし、目を合わせない、愛想ない。
でも、店員さんに返すと、思いっきりうれしそう・・・。
このツンデレぶり、１６年前に見たバーニーズと同じ！
か、かわいい！！！！

１０月から始まった犬探し、一度も即決できなかった私だけど
２月のその日、とうとう手付金をその場で払い、決めてしまいました。
暖かくなったら外で飼おう、夏の暑い時期はまた考えればいい。
運命はこの犬だと。

翌週、愛想のないバーニーズのクルーは
今では頭しか入らない、小さい箱に入れられ、
道中の車内では一声も発することもなく、我が家の家族となりました。
これから、必死で笑える日々が始まりました。
子犬のときの写真、見つけ次第アップします。

こちらはクルーばあちゃん。
高齢になるとお風呂もかなりの負担。
お風呂のあとで、かなりぐったりばあちゃんです。

長いお付き合いありがとうございました。
つづきは、後日。
K2でした。

さて、犬といっても様々。
とりあえず条件としては・・・
　　・小型犬～中型犬→しつけが入れば子供が散歩できる大きさ
　　　　　　　　　　　何かあればどうにか抱えることができる
　　・吠えない　　　→猫の額の我が家の庭で吠え犬では飼いきれない
　　・耳の立った和犬(風)はNG　　→私が幼少に秋田犬に襲われてから苦手
　　・外で飼育できる犬
　　・性格が穏やか
　　・尿をかけて歩かない、ケンカの少ないメス
というところでした。

里親募集を覗くと、外飼育NGとかミックスは和犬風の犬が多い。
きちんとした活動をされているトコは「里親さんのお宅を定期的に訪問します」ってうたっているところが多くて、
知らない人に家にこられたり、
知らないうちに覗かれたりするのはなんだか気味が悪い・・・。
心配する気持ちはよくわかるんですが。
里親募集の活動をされている方、本当にごめんなさい。
でも、苦手なんです。
そういうお付き合い・・・。

そんな時、向かいの家で新しい犬を飼い始めました。
ミニチュアダックスが１匹いて、もう一匹同じ犬種を近所から迎えました。
最初からいた犬はまったく吠えず、犬を飼っているのがわからないくらい。
新しい犬は一日中吠える。吠える。大声で、吠えまくる。
聞いたところ、三軒隣の親戚の家で生まれた犬。
その家は３匹の犬を飼っていたのだが、どの犬も一日中吠えている。
新しい犬は一日中吠えているのに、先住犬は今でもやっぱり吠えない。
先住犬の親犬もやはり吠えないミニチュアダックスだとか。
血筋ってすごいなぁって感心してしまいました。

犬好きの自分としては、里親で迎えたいけど・・・
里親は次のチャンスにして、はじめての迎える犬だけは、
気質のわかった犬種の子犬を迎えようと決めました。

次は犬種選び。

最初に出会った黒ラブ、黄ラブの飼い主で犬の調教師を娘に持つ知人聞くと、
「ラブはね、初心者には難しいんだよ」
「頭がいいから、物覚えもいいが、ずるいんだよね～」
「飼い主がなめられると、悪魔のように言うことを聞かないハイパー犬になるよ」
とだめ出しをされました。
里親募集もそういえばラブが多いし、うちには大きいかも。

こんどは犬を迎えることを前提に、
犬種をしぼりきれないまま「ペットのコジマ」の初売りチラシに引かれ出かけました。
きました！　二度目のズッキューンです。
初売り３万円、生後半年になろうとするE・コッカー、ブルーマールの女の子！
尾を千切れんばかりに振って抱きつく毛並みはふっわふっわ～
店員さんに、基本的に外飼育は薦めませんし、
１月の外は無理、５月から外に出して飼ってくださいと言われ、自宅に退却。
春まで玄関で飼おうと決め、翌日店に行くと、すでにお家が決まりいなかった・・・・。
今度は私がひどくへこんでしまいました。

その日から「E・コッカー、ブルーマールの女の子」を目標に
子犬との出会いを探す週末が始まったのです。

その３につづいちゃいます。

忙しい毛衣一家の母、K2は動物好き。
自分が家持ったら、ぜったいに犬を飼うって決めてました。

・・・が、実際はうまくいかない

賃貸住宅でペットを飼うチャンスもなく、
三人の子供が幼いうちは、犬の世話なんか考えられない！

そんなある日、公園で子供たちを遊ばせていると、
公園でチワワを放し飼いにしている親子連れ。
猛然と突っ込んできたそのチワワ、何を思ったかのK4とK5を追い回し始めた。
ちっこいチワワだが、小学校低学年と保育園児・・
チワワはドーベルマンのように思えたでしょう。
かかとを数回、あまがみをされながら、私が犬を追い払うまで泣きながら必死の形相で逃げ回っていました。
以来、すっかり犬が怖くなった二人。
K3はもともと生き物は苦手だったので、三人の子供はすっかり動物が苦手になってしまいました。
動物好きの私としては、どうもやりきれない状態となってしまいました。

2年後、K4の11歳の誕生日が近づいた10月、
K4は誕生日プレゼントに犬が欲しいと言い出しました。
犬は怖いが、私の犬好きの血が騒いだのでしょう・・・。
K5も小2になり、だいぶ楽になったので、私の血も騒ぎ始めました。
10月のある日、誕生日に向け、じゃあ犬を見にいってみようかってなりました。

まずは近所のホームセンターへ。
ペットを扱っている店で一番近いからっていう理由から。
まあ、下見、下見。
犬を真剣に飼うつもりは・・・まだ迷ってました。

が、いきなり黒ラブの子犬を見て、人目ぼれ。
家族全員が胸ズキューンって打ち抜かれてしまいました。
「今すぐ買う」「つれて帰る」という全員の希望に、
慎重派の私は考え込んでしまいました。
こんなでかくなる犬、今日衝動買いしてよいものか・・・・
今日は下見だけだったのに、どうしよう
と考えているうちに、目の前でその子犬はおうちが決まってしまいました。

K4、泣く、泣く、泣く・・・・
これは真剣に犬を迎えることを検討しなければと決意した日でありました。

その２につづきます。