毛衣一族の日記 犬とキャンカー等様々に


犬、アウトドア、旅行、キャンピングカー TOM200・・・
日々をきままに綴っていきます

そうだ、京都に行こう! ①

夏の終わりに伊勢の旅を決めた後・・・
JRで流れ出したコマーシャルが伊勢でした
「なんていいタイミングなんだろう」
って笑ってました


その後、京都にも行こうと決めた直後
JRのコマーシャルが京都に変わりました


・・・JR、なんで私たちの旅行の先回りするの(怒)
混んでしまうじゃないのっっっ(怒)
今度は笑えませんでした


この前置きをして11月の旅が始まります
11月12日(木)、仕事を終えて、荷物を車に積み込んで
夜9時に自宅を出発します


本当は11月12日はお休みの予定でしたが
K1は急遽休みNGとなり
日程を一日短縮することになりました


今回は鞍馬はお留守番
京都は車で観光しない日も計画にあります
一日中車で留守番なんて・・・クルーはできたけど
アクティブ&さみしがりの鞍馬にはとっても無理


たとえ車で観光したとしても、鞍馬は車でずっと留守番になるので
留守番のK3、K4に鞍馬を頼んで犬のいない旅にしました
・・・もしかして、犬も子供もいない長旅なんて初めてかも


車は圏央道に入り・・・・
前回の伊勢同様、足柄より少し先の湾岸沼津で車中泊
なぜ、自宅から2~3時間の距離で車中泊する計画なのか?
それは、伊勢志摩の旅でご確認ください(笑)

朝、中高年は早起きです
6時には起床し朝食を済ませました

足柄よりかなり車中泊には騒がしかった湾岸沼津SA
手前の足柄か少し先の清水や浜松まで頑張ればよかったと少々後悔です


しかも今回は旅行直前にベッドマットを快適化したのですが
今一つ良く眠れていないことにガッカリしつつ
湾岸沼津SAを出発します

毛衣ん家地方はいまひとつの天気でしたが
走るにつれお天気は回復!
気持ちの良い青空~


交代で運転しながら静岡を抜け
10月に旅した伊勢を横目で見ながら京都を目指し

午前11時すぎ、最後のSAで昼食
京都風ラーメンとのことでしたが・・・どこらへんが京都なのかよくわからない(笑)
たくさんはいっていた、おいしかった九条ネギなのかな??


昼食終了後、SAでこれからの観光のスケジュール検討の開始
(遅いって!!)


まずは、平等院鳳凰堂に決定!


鳳凰堂の真正面の駐車場・・・キャンカーは大型料金
普通車・大型・バス・・・トムは普通車枠で入るのですが
なぜか大型料金(怒)


怒っても仕方ないので
「じゃっ、いいでーすっ」
と某コマーシャルのように軽く断って
20mほど手前、信号機ある交差点のコインパーキングが600円
少し戻ってこちらに駐車して見学です


伊勢を通過するころはお天気でしたが、京都に入ると曇天
受付で見学料をお支払いし

こちらの門をくぐると平等院鳳凰堂の裏側に出ます


表に回り込むと
言わずと知れた10円玉のデザイン

これは高校の時、修学旅行のコースに入らず悔しかったトコ

丁度よく色づいた紅葉と建物の朱色が相まって美しい
お天気がいまひとつになってしまったのが残念です


先代キャンカーのミラージュで京都旅行した時にも
京都市内から外れているので断念したポイント
こちらを京都市内に入る前に参拝することにしました

手前の池が小さくてびっくり
映像で見ていると手前の池はかなり大きいものだと思ってました
鳳凰堂・・・・あれ?こんな感じなんだ・・・・
鳳凰堂も考えていたより小さい建物でそれもびっくり
K1も同様とのこと
勝手な想像が暴走するんですね~


本堂の見学はコロナ過で人数制限をしていて1時間半後
こちらは断念しました
見学料にセットになっている資料館を見学しました


鳳凰堂ができた当時の極彩色に彩られた内部の様子に目を見張り
鳳凰堂を作った意味、意図、初めて知ることがたくさん
改めて、仏教が伝来した当時からの古い歴史が残る
京都の歴史の広さ、深さの片りんを感じることができました


いつものようにのんびりと鳳凰堂を見学して終わると
すでに夕暮れももうすぐ・・・・
これから京都市内見学にはちょっと時間がないので
向日市に向かいます


今回の旅の2日前、テレビの穴場観光地の特集で
京都の竹林は嵐山より向日市の竹林公園の方が空いて
規模も大きくてスゴイ
そんなタイムリーな情報をゲット
次の目的地は向日市の竹林公園に決定


鳳凰堂から10キロほど離れた程度、距離的にも好都合
向日市の竹林公園は、車の通行はできるのですが
手前側から行くと道幅がかなり狭い
対向車が来たらすれ違いもできないらしいとのことなので
いったん竹林の隣の通りで竹林を通り過ぎ
奥側から竹林公園の駐車場に入ることにしました

行ってみると・・・手前よりは広いのかもしれませんが少し狭い道路
こちら側からならばトム・クルーズ号なら十分ですが
大型のキャンピングカーならば対向車には来てほしくない感じです
手前側から竹林にアクセスするともっと狭いというのだから
よかった迂回して・・・

竹林公園の駐車場は駐車台数は少ないのですが
広めにスペースがとられていて駐車が楽
しかも無料です♬


平日のせいかガラガラ
こちらに車を留めて出撃!

・・・ってどっちに行くんだろう?
簡単なコース図はあるんだけど
2キロ近くあるコースが書いてあるだけで、どこが見どころなんだろう?


とりあえず、先に歩いていた老夫婦が下って行った坂を行きます
両側には竹が生えていてさすが竹林公園って感じ
竹には名前やうんちくの看板があります


すぐに管理事務所的な建物が見えてきました
市が運営する竹の資料館のようです
入場は無料ですがコロナ過のせいか住所と連絡先を登録しました
見学者はだれもいません
職員が3名、見学者は2名(笑)


最初のうち、係員は知らん顔していたのですが
愛想の良い係員のおじさんが立ち尽くす私達をみかねて
竹についていろいろ教えてくれました


竹にはいろんな種類があること
京都の人は昔から生活の中で竹を文化の一つとして大切にし
文化としてはぐくまれてきたこと

竹にカビを生えさせて、竹にまだら模様をあえてつけて栽培したり
枠に入れて竹を育てることで
(↑はまだらの加工をした竹、中央は四角形に育てたもの)
四角や長方形等、いろんな形のの竹を育てたり

奇形の竹を大切に育てて種類として確立したり
(↑は孟宗竹の奇形で節の曲がったキッコウチク、内部の節も奇形)

節が奇形のキッコウチクが生えている様子↑
こちらは独特の節を利用し加工用したり
奇妙な生え方を観賞用として珍重されてきたとのこと


京都って竹一つにも文化が育つくらい長く古くて
長い文化を育てることができるくらい
長い間、日本の権力や富の中心地だったんだと
またまた考えさせられました
京都ってすご~い


私の育った岩手の沿岸部なんて・・・
古さでいえば邪馬台国の時代に卑弥呼様に琥珀を献上するほど古いのだけど
貧しくて、生活でいっぱいで、文化なんてあまり育ってない
さすが京都、富と権力の古くからの中心地です


おじさんの説明を伺い、資料館内の見どころを教えてもらい
今度はK1と二人、資料館の外庭、竹の植物園を見学します
ほかには誰もいません・・・・・・


「いい時期に来ましたね~蚊がいなくていいよ」
職員の方も苦笑い
夏場はものすごい蚊のようです(笑)
見学は春先か今時期が良いでしょうね~

一節おきに緑の竹に黄色い筋の入る竹、ギンメイチク
黄色の筋が入っていない節は裏側には入っているので
黄色い筋が裏・表と交互に規則正しく入っている
面白い竹です
これも奇形を集めて種類として確立した竹だそうです

ギンメイチクと逆の色合い、茶色の竹に緑が入るキンメイチク
逆もちゃんと奇形を見つけてきて品種とするのだからスゴイ~


園内を見て歩くと、竹・笹が栽培されているのですが

↑は背丈の低い竹、笹ばかりの展示コーナー
笹だけでも・・・・見渡す限り、全部品種が違う
看板の数だけ種類がある


私の中では竹は2~3種類、孟宗竹と真竹
笹は山に自生している笹と庭に植栽させている笹くらい
・・・・全然、数が違う
竹には花は何十年に一度しか咲かない
いえいえ、花が咲き、実がなる種類もある

敷地はそれほど広くないのですが

見通しの効かない竹やぶの中の小道が多いせいか
くねくねと遊歩道が続きます

途中には応仁の乱の時に東軍・西軍がにらみ合った橋
(土中に埋もれていたのを発掘し、移築)
があったり

地下鉄の工事で見つかった石仏や墓石の数々


かの織田信長が石積みを作る際に
周辺の石仏、墓石を壊し、引きずってきて土台に使ったという
石の一部が展示されていたり
(なんてバチ当たりなんでしょう・・・)
竹の小道を見学するだけに来たのですが
思いがけず資料館で竹の歴史や文化を教えていただきました


ゆっくり見て、楽しんでいたら・・・・夕暮れ
夕暮れまでに本来の目的、竹林散歩にでかけます
秋の嵐山は凄い人出らしいのですが・・


誰もいない~

こごも、どこも、誰もいない
ただ竹の中を通る風が竹の葉を揺らすザワザワという音だけ・・・・

1時間近く散策しましたが、最後まで貸し切りでした(笑)
そして夕暮れ・・・・

竹林越しの夕日です


竹林に沈む夕日を眺めた後は現実へ
真っ暗な竹林の中で今夜の夕食を検討
食事場所を全く検討していなかったため真っ暗な中、必死でググる夫婦(笑)

今夜の夕食は・・・うどんに決定
昼はラーメンだったけどね
朝も早くから移動してきたので面倒になってしまったのです(笑)
今夜の宿営地の近くのチェーン店、香の川製麺 向日店さんへ

私はカルボナーラうどん

K1は釜玉うどん+大好きなちくわの天ぷら


食後は明日の朝食を経路途中のスーパーで調達し
本日のお風呂「玉光湯 ひじりのね 伏見店」さんへ

暗くて写りがよくありません
フツーのスーパー銭湯さんでした


さっぱりしたところで
今夜の宿営地、RVパーク京都(バンテック)さんへ


こちら、予約制のRVパークは4台分
昨日確認したところ、全部予約は入っているはずですが
実際に利用しているのは我が家だけ・・・・


朝早くからの移動で疲れたので、トイレだけを済ませてすぐに就寝
お店の後ろに駐車しているのですがお店の前の通りの交通量が多いので
深夜までは車が結構走っていて騒がしく耳栓の必要がありましたが
深夜になり車も途切れるとかなり静かになりました


二日目に続きます。
K2でした

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