昨年８月に避妊手術を受けた鞍馬
体にはポツポツと膿皮症のニキビのような湿疹が

退院して１週間、９月にエリザベスウェアーを脱いだら
腹回りと背中を中心に若干の増加で怪し～い感じ・・・嫌な予感

でもクルーにはいつもポツポツと
出たり引っ込んだりしていたので同じかな？
なんて甘い考えでいましたが・・・

１０月に入ると劇的に増加！
抜け毛がひどくなってしまい肌があちこち真っ赤っか
かきむしるのが悪いのではと

エリザベスウェアーを着用させたり
エリザベスカラーを着用させたり
シャンプーを増やしたり・・・
素人療法で頑張りました

病院に行くとステロイドを処方されるのがわかっていたし
これでクルーならば良くなったところですが悪化の一途

この頃になると頭と首回り意外の皮膚が真っ赤になり
湿疹だらけになってしまい

弱く引っ張っただけで毛が束で抜けていく
かゆくてかゆくて仕方がない様子
恐ろしいほどの脱毛が始まりました

全く改善の様子がないので
１１月末に諦めて病院へ行くと・・・・
やはりステロイド＋抗生物質の治療
シャンプーは週３回を指示され
同時に効けば儲けモンだと「ヒバ水」リンスも開始

１２月からステロイドを開始、最初は５日分
獣医さん曰く、副作用を心配するほどの量ではないとのこと
ステロイドの威力はすさまじく、あっという間に湿疹は消失していきます

一週間後、少々湿疹が残っているので
もう５日分、ステロイドを追加で処方
平日シャンプーで風邪を引かせてしまいシャンプーは週１に変更

１０日ステロイド剤を服用したところ
膿皮症の症状は確認できなくなりました
服用中は体調を崩すこともなく副作用も認められませんでした

ただし、抜け毛もひどく皮膚は真っ赤っかなまま
かゆみも強いため皮膚に傷がつきジクジクしたりかさぶたになったり
あまり良い状態ではありません
ここからは抗生物質だけを服用しながらの治療です

１２月中は皮膚の赤みは全身でしたが
１月に入ると肩とお尻が赤みが強いものの、他の場所の赤みは引きました
体のジクジクやかさぶた、湿疹は確認にできなくなりました
抜け毛も束で抜けることはなく心なしか量が減ったような感じ
（全体的に薄毛になってしまったので抜ける毛がなくなったのか？？？）
体を掻くことは通常の回数に落ち着きました
皮膚の乾燥が目立つとので保湿を考えシャンプーを弱い物に変更

１月末には抗生物質の治療も終了
２月初旬の通院では肌の赤み、かゆみはほぼ消失
保湿を考え、肌の乾燥具合を見ながらシャンプーを２週に１回に減らし
経過観察をしていくことになりました

薄毛は全く改善の傾向が見えないので
もともと毛の薄い犬と認識を改め、防寒対策です（笑）

獣医さんの説明では
アトピーならば手足の先、脇、腹、耳の中と湿疹が出やすく体質だから治りづらい
鞍馬はアトピーなら出やすい場所が最初に症状が消えていることから
アトピーではなくアレルギー体質からくる湿疹ではないかとの推測でした

アレルギーならば治る可能性も軽減する可能性も高いそうです
環境アレルギー、ダニやハウスダストや花粉ならば難しいが
食物アレルギーならば除去することで症状を抑えることが出来る
薬に頼らず健康に過ごすことができる可能性が高いらしいです

発症した当時はパピー用のチキン系フード
下痢もしていたし湿疹も発症してしまいました
チキンは体に合わないことは明確なようです

今は肉類・乳製品を除去した魚系のフードを食べ
お腹は絶好調、投薬終了後も症状が落ち着いているので
フードは当面はこのままで様子を見ていきます

まだ若い鞍馬は食事を変えて一年の季節を巡っていないことから
合っていると思われる魚系のフードを
換毛期、細菌繁殖のしやすい夏場と与えながら
魚系フードが本当に合っているのかを確認

その後、合っているのであれば
その後に時間をかけてアレルギーのあるフードを
１つづつ探すことになるそうです

・・・・そうか・・・・指の間をいつも舐め
耳血種になるほどいつも耳の中が赤かったクルーは
たぶんアトピーだったんだね・・・・
クルーのアトピーは点耳薬くらいで収まってたけど・・・

ヒバ水リンスは相変わらず使用しています
これを使っていると犬臭く（めだか臭）があまり出てきません
シャンプーから１０日位で耳周りが少し匂ってきますが
匂いが気になるときに手に伸ばしたヒバ水スプレーをすり込むだけで
ほぼ匂いがなく過ごすことが出来ています
（ヒバ水スプレーは催奇性が確認されているようなので念のため）
ヒバ水自体がオイルなので保湿にも良いような・・・

気のせいとか気休めかもしれません
症状の改善はフード変更が原因かもしれませんが
体に悪いステロイドや抗生物質を使わなくて済むならば
１か月に５００円のヒバ水リンス&スプレーを継続して使ってみます

以上、長文ですが
現在寛解状態の鞍馬と膿皮症の戦いの記録です！

K２でした