鳥取襲撃旅行 2017.10.2 ①
四日目の朝です。
本日の宿泊地設定・・・・失敗でした。
朝早くから騒がしくて目覚めると、前の通りが7時前から通勤車の大渋滞でした。
うるさくて寝ていられない・・・
駐車した時は11時過ぎだったので、ほとんど車がいなかったのになぁ~
通勤の車がトイレに寄るので、小さい道の駅には頻繁に車の出入りがあります。
ついでに・・・隣になった車のドアがトムクルーズ号にあたったりして・・・
思わず「ムッッッ」
仕方ないので、朝食を取って移動することに。
起きた時は曇天、食事している間に雨が降り出しました。
今日の奈良は1日を通して雨の予報です。
恒例のバッテリーチェック!
マックスファンを弱く回していたのと、朝からの曇天のせいで残量80%。
人間の朝食は、レトルトの炊き込みご飯と豚汁をレンジがないので湯せん。
ついでに犬のご飯用の白飯も湯せん。
クルーには昨日の厚焼き卵の残りとおかかをまぜまぜ。
瞬間で完食です。
8時過ぎに出発です。
宿泊地のすぐさきにガソリンスタンドとセブンイレブンが併設されているので
ナナコカードで給油、32L(124円/3850円)。
道の駅へぐりに来る途中に見かけていた法隆寺に出かけます。
法隆寺は高校生の時に修学旅行で来ただけです。
33年前の記憶はすでによく覚えてません。
K5は中学校の修学旅行で2年前に来ているので記憶に新しいらしく
「この駐車場に来た~、この店で昼を食べた~」と。
駐車料金は500円、愛想のよいおじいちゃんズにお支払いです。
法隆寺の拝観受付の前に敷地内の他の御堂もじっくり見るのが毛衣一家流。
参拝者の少ない庭では、若い女性の一人旅の方もいて、
同じようにじっくりと見ながら歩いています。
立て看板をよく読みながら見ていると・・・・
ぞくぞくと修学旅行生たちがやってきた。
この団体がいなくなったら受付をと待っていたら、続々と団体がやってくる。
中学生っぽい団体、小学生っぽい団体、高校生っぽい団体
ついでに敬老会的な団体まで・・・・
静かだった敷地内はあっと言う間に人・人・人・・・・
ずらりと受付に並び始め、通路で記念写真を取り始めて大混雑。
こりゃ本堂は後回しにしよう!!と、先に夢殿の方へ向かいました。
修学旅行では、別料金の夢殿はいけなかった・・・・念願の夢殿です。
後から発見したのですが、「撮影禁止」だったみたい。
ごめんなさい、本尊にはカメラなんぞ向けてませんから・・・
こちらは団体がいないので静かなものです。
ゆったりと拝観、拝観料は300円。
本堂でチケットを見せると、後から回る本堂+夢殿のセット料金から
拝観料を300円引いてくれるとのこと。
・・・・一つの御堂ごとに拝観料なんだ・・・・・
ちょっとテンションがさがりましたが、念願の夢殿です。
それでも「日の出所の天子」by山岸涼子のファンだったのでたまりません。
本堂に戻るものの、相変わらず団体が大騒ぎ。
しかも本堂H30.12一杯までは改装工事中で、本堂は足場に隠れて見えません。
結局、本堂はリベンジすることにして、今日は撤収することにしました。
法隆寺のある斑鳩から奈良公園を目指します。
雨は強くはないものの、しっかりとシトシト降り続いています。
30分程度で奈良公園に到着。
春日大社は必ず見たいので、一番奥、奈良公園では
斜面の一番高い場所にある大社前駐車場へ入庫しました。
奈良公園の入り口から駐車場までの道のりは、
どこも人・人・人、鹿・鹿・鹿・・・・
私が高校で来た頃はこんなに鹿いたっけ??
車内のクルーは早くも鹿に気付き、車内で鼻を鳴らして大騒ぎを始めました。
雨降りのせいか、バスは多いのですが自家用車はすくなめ。
大社前駐車場の地面がアスファルトの場所に駐車できました。
クルー的にはこの方がベスト。
早速クルーを下ろして鹿と対面~
歩いていると春日大社の参道の手前で見知らぬおじさんから
「犬が怪我するよ~。鹿は危ないから連れてったらだめだよ~。」って。
鹿さんを見たクルーは大興奮で制御不能!!
見知らぬ犬にだってこんなに興奮しないのに・・・・
ぐいぐいとリードを持つ人を引っ張り、鼻をならして鹿に接触を試みます。
もちろん、鹿は大きな犬に警戒し、瞬間的に飛んで逃げます。
跳ねた先に人がいるかいないかなんてお構いなしの様子。
通りを観光客と衝突しそうになり、犬より人間がドッキリ。
犬に驚いて逃げる鹿が通行人とぶつかってはマズイかも。
人通りから外れた場所に移動。
鹿せんべいを餌に鹿をクルーの手前まで誘導、
少しづつ間合いを詰めて・・・
次の瞬間、鹿は前足を振り上げ、犬を蹴って撃退しようと威嚇、
ついでに頭突きも検討しているようで、頭を振りかざします。
ドキッとした人間を余所に、クルーはさらに楽しくなってしまった様子。
ますます近づこうとエキサイト!
鹿はやる気マンマン!
・・・・さすがに距離をおいて鹿を見せることにしました。
そんなクルーの様子が面白いのか、
いつの間にかクルーの周りには異国の人だかり。
外国の方はそんなに犬がめずらしいのでしょうか?
鹿をそっちのけでクルーと撮影会です。
クルーよ、先日のキャンカー雑誌での全国デビューの次は全世界か??
しばらく後、大興奮で足元が泥とも鹿のフンともわからない汚れた犬を
きれいに拭いて、犬は車に撤収願いました。
ようやく人間の観光の始まりです。
つづく~